陰嚢タックでエネマグラ

「最近はあまりタックはしないのね」

エピソードI、II を読んだ静子夫人が呟きました。

確かに静子夫人と出会うまでは殆どいつも陰嚢は体腔に納めてメディカルテープで留めていました。そしてペニスは会陰部に貼り付けるように下に向けていました。でも最近は水着を着る時くらいで普段はきつめのTバックで留めるだけです。少し手間が掛かることもありますが、一番の理由は静子夫人が陰嚢をさわりたがるからなのですよ。

でもこの言葉がきっかけで私は陰嚢タックをしてエネマグラを入れたらどうなるかしらと思ったのです。

ドリーの陰嚢タック法

タックとは: 陰嚢とペニスをタックする のは女性のような股間を作るためで、女装愛好家の間では良く知られた方法です。例えば、「女の子の股間を作る」というそのものズバリのサイトにも色んな方法が紹介されています。

しかし私がしているのは陰嚢だけを納める方法なのでペニスは自由です。もちろんTバックを穿く時に はペニスを会陰部に押し付ければ股間はすっきりします。

テーピングテープ:体腔に押し込んだ陰嚢を押さえる為に使います。メディカルテープ、スポーツテープとも呼びますが、少し伸縮性のある幅4−5センチのものが使いやすいです。色はお好みですが、肌色が一番目立ちません。

睾丸を押し込む:一番やりやすいのは鏡の前で仰向けになって脚を開く姿勢です。頭の後ろにクッションを挟むと鏡を見るのに疲れません。 下の絵のように見えるとやりやすいですよ。ペニスが勃起しているとやりにくいので、そんな時は一度射精してしまったほうがいいかもしれませんね。 ペニスが下に垂れているとやりにくいので下腹部の方へ向けます。

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そして睾丸(精巣)をゆっくりと体腔に押し込みます。くれぐれも無理はしないように。痛みがあれば止めましょう。左右の睾丸を押し込んだら、余っている陰嚢(つまり皮の部分)も押し込みます。この時、下の絵のように縦一直線に溝ができるように押し込むとテープで止めやすいです。

今の目的は女性のような股間を作ることではないので、体腔に入らなくても構いません。その場合は股間全体がふっくらと膨らんだようになりますが、それでも十分に効果はあります。

(*)

テープで止める:上の絵の破線長方形の部分にテープを貼って溝を固定します。絵で書くと簡単そうですが実際には押し込んだ睾丸がすぐに出てくるので一人でするのには少し練習が必要ですが、私なりのやり方は次の通りです。 以前は下の(A)の方法、つまり上を先に留めていましたが、(B)の方法、つまり下から留める方が簡単なことに気付きました。これは個人差が非常にあると思うので、皆さんにあったやり方を見つけて下さいね(尚、私は右利きなので、左利きの方は左右の手が逆になります) 。

副産物ですが陰嚢をタックして出来た新しい会陰部はとっても感じやすいです。

(A) 上部から留める

  1. まず上の3分の1程度だけをテープで留めます。4−5センチに切ったテープを手の届きやすいところに軽く貼っておきます。 上の図の上半分の溝を作ったあと、左手の親指と人差し指でペニスの付根付近を固定し、中指と薬指で中ほどを固定します。下半分は陰嚢がはみ出していても気にしません。そしてあらかじめ切っておいた4−5センチのテープを右手に持ち、ペニスの付根側から貼り付けていきます。よくテープを押さえて十分に皮膚に密着させます。
  2. 上の3分の1が固定されると下側は楽です。少し長い目にテープを切って同じように手の届きやすいところに貼っておきます。下側の溝を形成したら、先ほどのテープの端と重なるように上から下へと貼っていきます。同様にテープを押さえて皮膚に密着させます。最初は少々テープが曲がっても気にせずに。少しずつ上手になりますよ。

(B) 下部から留める(最近気に入ってる方法)

  1. 睾丸を押しこんだ後、アヌスに一番近い側は溝も浅いのでテープを留めるのも簡単です。そこで少し長い目(6〜7センチ)に切ったテープと短い目(4〜5センチ)の2つを手の届きやすいところに軽く貼っておきます。
  2. まず上の図の下から3分の2以上(できれば全部)の溝を作ります。この際、下の方を出来るだけ丁寧に作ります(縦に一本線になれば最高)。一旦出来上がると溝の中程を左手の人差し指と中指で押さえるだけで溝は維持できるので、右手でテープを取ってアヌスに近い方から長い方のテープを貼っていきます。しっかりとテープを押さえて皮膚と密着させます。
  3. 下の方が固定されると後は楽です。陰嚢の袋をペニスの根本まで丁寧に押し込んでテープで留めれば完成です。ペニスは下に向けてキツイ目の下着を穿けば股間はスッキリです。タイトフィットのジーンズやレギンズでもOKですよ。
  4. さらにペニスも押し込みたい方は、下に向けて陰嚢の袋と一緒に押し込んじゃって下さい。上部のテープを長い目にしておいて、ペニスの跡に貼れば完璧ですし、テープで停めなくてもキツイ目の下着で押さえるだけでも十分です。下着だけで押さえておけば、排尿時には一度出して、それからまた押しこむことも出来ますよ。最初は少々テープが曲がっても気にせずに。少しずつ上手になりますよ。

エネマグラでドライオーガズム

標準の横向き体位: すでに十分浣腸をしていた私は、陰嚢が隠されてしまうとそれだけで気もそぞろです。早速ベッドに横たわりまずは標準体位でアヌスをマッサージします。そしてエネマグラEXにも十分ジェルをつけてからゆっくりとアヌスに挿入します。

ああ、いつもより感じるわ。

いつもは途中まで押し込んであとはチュルンと滑り込むのに任せるのですが、今夜は最後まで手を添えていました。それ程までにエネマグラを挿入するだけで感じそうだったのです。

奥までエネマグラを挿入した途端、もう骨盤中が疼き始めました。そして、一回、二回とアヌスを締め付けた瞬間、私は枕に顔を埋めて絶叫したのです。

それからは何度も何度も、アヌスが勝手に収縮し、その度に私は絶叫しながら全身を硬直させてドライオーガズムに達したのです。

「ドリー、大丈夫?」

静子夫人が心配して尋ねます。

「ええ、大丈夫です、でも、凄く、感じるの、ああ、また、ァァァォォォオオオオオーーー」

何度オーガズムに達したかわかりませんが、身体がクタクタになってやっと落ち着いて来たので、別の体位を試すことにします。

四つん這い: まずは四つん這いの体位です。この体位で絶叫するまで感じたことは数えるほどしかないのです。でも今夜は顔を枕に埋めてお尻を高々と掲げるとそれだけで骨盤の奥が疼いてきます。

そしてアヌスを締め付けると疼きがはっきりと快感に変化するのです。二度、三度、そして四度めにアヌスを締め付けた瞬間、私は「キィィィイイイーーー」と絶叫しながらオーガズムに達したのです。またもやアヌスが勝手に収縮を繰り返し、私はもう訳が分からずにただただ涙を流し、涎を垂らしながら体力の続く限り絶叫し続けたのけでした。

十回、いえきっと二十回は達したでしょう。体力の限界に達した私はもう四つん這いの姿勢をとり続けることができず、崩れるように突っ伏してしまいました。

「そんなに感じるの、ドリー?」

「ええ、ハー、ハー、凄いです、ハー、タックをしてるだけなのに 、ハー、四つん這いでは滅多に感じないのに、ハー、同じエネマグラとは思えません。次は、立ってしてみます」

立位: エネマグラの使い始めの頃、標準体位でなかなか感じなかった私が、最初にかなり感じたのは足を肩幅に開いた爪先立ちでした。壁に向かって立ち、両手は壁について、乳首も時々壁に擦りつけながら、ウンチをするように息むのです。 息むとアヌスは開き、エネマグラは押し出されるのですが、その時に感じたのです。少なくとも、悲鳴が上がる程度には感じました。 でも立位では絶頂までは達しませんでした。そして標準体位でいつでも絶頂に達するようになっても立位では駄目だったのです。さあ、今夜はどうでしょう?

大分呼吸が落ち着いて来たのでベッドから降りて寝室の入り口の壁に向かって立ち、足を肩幅に開きます。両手は顔の前で重ねて肘を水平に上げ、爪先立ちになって手のひらを壁に当てて頬を手の甲に押し付けると乳房が壁に触れます。

ああ、これだけで骨盤の奥が疼いてきます。エネマグラが前立腺に当たっているのを実感するのです。

そしてウンチをするように息んだ瞬間、骨盤の奥深くで快感が弾け、私は「ヒィーーー」と悲鳴を上げてしまい、その後はアヌスが勝手に収縮を繰り返して、私は何度も何度も絶叫しながらオーガズムに達したのです。

「ぁああ、凄いわ、凄いわ」

何度もオーガズムに達した後、やっと一息ついた私は喘ぐように言い、また別の体位を試すことにしました。

大の字磔: 今度は「大の字磔体位」とでも言いましょうか、寝室のドアの手前は左右の壁がドアの幅よりも少し広いくらいに接近していて、脚を大きく開くとちょうど壁に足が届いて安定するのです。両手は大きく上に上げて左右の壁を押さえます。拘束されているわけではないのですが、大の字磔にされた気分になるのです。脚を大きく開いているのでアヌスを締め付けるのにも力を入れにくいですからエネマグラに適した体位とはとても言えません。

しかしこんな体位でも陰嚢タックの所為でしょうか、エネマグラは確実に前立腺を捉えているようで骨盤の奥が間違いなく疼いています。

そして正面に座って鑑賞しておられる静子夫人を見つめながらアヌスを二三度締め付けただけで、私は「キィィィイイイーーー」と絶叫しながらオーガズムに達したのです。

後はアヌスが勝手に収縮を繰り返し、私は必死で両手両足を突っ張って、身体が倒れないように壁を押さえ、唯一動かせる顔を左右に激しく振りながら何度も何度も絶頂に達したのです。

「そのままで床に手を付いてもイケるかしら?」

やっとオーガズムが収まった私に静子夫人が尋ねます。

「膝を付けずに四つん這いになるんですね」

四つん這い(手と足):四つん這いと言うと両手と両膝を着くのが普通ですが、この体位は四つ足の動物のように両手と両足を着いた四つん這いです。大の字磔以上に アヌスに力を入れにくい姿勢のようですが。。。

ところが両手を床に着いて膝を真っ直ぐに伸ばすと、なんということでしょう、こんな姿勢になってもエネマグラは確実に前立腺を捉えているようなのです。

「ァアア、この体位も感じます」

そして二三度アヌスを締め付けただけで私はまたしても絶叫しながらオーガズムに達したのです。じっとしているだけでも苦しい四つん這いの姿勢なのに、アヌスが勝手に収縮をしだすと、もうオーガズムを防ぐすべはなく、私は長い黒髪を振り乱しながら何度も何度もオーガズムに達したのです。

「ォォォオオオーーー」

最後に一際大きな咆哮を上げて私は床に崩れ落ちてしまいました。

仮説:どうして陰嚢をタックしただけでこんなに感じるのかわかりませんが、翌朝試してみてもやはりいつもより数段感じるようです。私の仮説は陰嚢が体腔に押し込まれることで前立腺が直腸側に少し押し出されるのじゃないかと言う事です。エネマグラの頁の前立腺の絵を見ていただくと納得されると思いますがどうかしら?

番外編

クリトリス責め: 「まだ終わりじゃないわよ」

横向けになってハーハーと荒い息をしている私に、KYウォームジェルのチューブを手にした静子夫人が近寄ります。

「もうクタクタなんです」

「あなたはじっとしていていいの」

静子夫人は人差し指の先にジェルをほんの少しとると、私を仰向けにして揃えていた太腿を開き、小さくなっているペニスをつまみます。

「ああ、今は」

「カウパーが滴る程だわ。でももっとヌルヌルにしてあげるわね」

そう言うと静子夫人は縮こまっているペニスの包皮を剥き、濡れて光っているクリトリスを晒すとジェルを塗りつけるのです。

「ぁあああ」

数え切れないほどの絶頂を味わい、散々カウパー腺液や前立腺液を漏らして熱く疼いているクリトリスにさらにジェルが塗り付けられ私は再び快楽の高みへと追い立てられます。そしてひと時の休息を味わっていたアヌスが再び動き出すのです。

「ォォオオオ」

人差し指でジェルを塗りつけていた静子夫人は頃合いよしと見たのか三本の指でクリトリスを摘まみ愛撫を始めます。それもクリトリスを押し潰さんばかりの強い力です。

「ぁああ、ぁああ」

ギュッと摘ままれて今にも潰れるっと思った瞬間、クリトリスは身を捩って静子夫人の指の間から逃がれ、その際に凄まじい快感をもたらすのです。そして快感のあまり締め付けてしまったアヌスがエネマグラを前立腺に突き立てるのです。

「ヒィィィイイイーー」

指から逃れて一息ついていたクリトリスに静子夫人の指が伸び、再び強い力で摘ままれます。

「ああ、潰れる」

そう思った瞬間、クリトリスは再び静子夫人の指から逃げ、私はアヌスを食い締めて絶叫するのです。

「ギィィィイイイーーー」

「今度は逃げられないように捕まえてからよ」

静子夫人の左手がペニスを掴みました。そして右手の三本の指がクリトリスにまとわりつきます。

「覚悟はいい?」

「ぁああ」

「次々にカウパーが出てくるわ」

三本の指がクリトリスの上で踊り、私は快感のあまり全身をくねらせて泣き、そしてアヌスを食い締めてしまうと再びドライオーガズムに達してしまいます。

「クァア、クァアア、ァアアアアーーー」

「まだ、力を入れてないのに」

静子夫人の指は踊りを止めず、私のアヌスはその踊りに合わせるように激しく収縮をくリ返します。

「ぁああ、また、またイクゥゥゥゥウウウーーー」

歯を食い縛り、アヌスを食い締めて、私は再び絶頂に達します。

しかし静子夫人の指は踊りを止めません。いつの間にかペニスは隆々と勃起し、その先の巨大なクリトリスは静子夫人の責めを受けながら益々大きく膨らんできます。

「ああ、もう、止めて、ああ、いや、ああ、イクゥゥゥゥウウウウ」

身体はとっくにクタクタなのに、クリトリスを責められる快感にアヌスが反応してしまうのです。

「感じなくなったら止めて上げるわ。でもまだまだ感じてるわよ」

クリトリス責めだけではこんなにも何度も絶頂に達しないでしょうが、陰嚢をタックした所為なのかいつもよりはるかに威力を増したエネマグラが少しの快感をも増幅して私を絶頂に追いやるのです。

「ああ、射精させて下さい!」

もうこうなれば射精してクリトリスの感度を下げるしかありません。

「まあ、射精したいの。いつもと逆ね」

「ああ、射精させて!」

「いいわよ、これでどう?」

静子夫人の指がカリの部分を愛撫します。尿道口と並んで一番敏感なところです。しかし尿道口と違ってカリ部は射精を誘発しやすいので普段はあまり責められないのです。

「ヒィィィイイイーーー」

静子夫人の親指と人差し指がカリに沿ってペニスの周囲を回ります。

「ァアア、また、ククククゥゥゥゥウウウウウウウーーーー」

カリ部を責められてもエネマグラを挿入された私の身体はドライオーガズムに達してしまうのです。

「も、も、もっと、シャフトの方を!」

「いいわよ、ほら、ここはどう?」

静子夫人の指がカリ部よりも1センチも根元に近いところを愛撫します。普段ならあっと言う間に射精してしまうはずです。

それなのに、今夜の私の身体は、そんな刺激をもドライオーガズムにしてしまうのです。

「イ、イ、イ、ククククゥゥゥゥウウウウウーーー」

「射精できなくなったんじゃないの、ドリー」

言いながら静子夫人の指は止まりません。

ああ、本当にそうかもしれません。でも射精しないと終わらない。

「アウォワ、ウォ、オ、ォオ、ォォォオオオオオーーーー」

「ほらまた」

「ァア、アア、ピ、ピ、ピストンをしてっ!」

「まあ、最後の手段ね。でもピストンでも射精できなかったらしらないわよ」

静子夫人の柔らかな暖かい手がペニスを包み前後に動き始めました。

ああ、これできっと射精できます。

目を瞑って夫人の手に全てを委ねます。ペニスの奥が熱くなってきました。

しかしその時アヌスが凄まじい力で収縮し、私は再びドライオーガズムに達してしまいます。

「キィィィィイイイイイイーーーー止めないでぇぇえええ」

静子夫人の手の動きがまるでドライオーガズムと競争しているかのように激しくなり、ペニスの奥が熱く煮えたぎってきました。

ああ、今度こそ、射精できるわ。

その時、なんと夫人の唇が私の唇に押し当てられ、熱い舌が入ってきたのです。

「ムゥォォオオオオ」

甘い蜜のような静子夫人の唾液を味わい舌を吸うと身体がフワリと浮かんだような気がしました。そして次の瞬間、身体中のあらゆる筋肉を締め付けながら私は射精を始めたのです。

「オゥオゥ」と泣く声は夫人の口に封じられ、アヌスは狂ったように何度も何度も収縮を繰り返し、その度に前立腺が悲鳴をあげていました。


タック:[tuck] 押し込む、隠す、抱え込む。>>> 本文に戻る
(*) これらの絵は、米国ウイスコンシン大学医学部のサイトから戴き変更を加えました>>> 本文に戻る

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